以下の現象が確認された場合のみこちらの記事を参照してください:
- GearTest でファイアウォールが検出された
- Remo Conference にログインできない
ファイアウォールとは?
ファイアウォールはインターネットを通じた不正アクセスなどの攻撃を守るため情報をフィルタリングするシステムのことです。Remo をご利用頂く場合、ファイアウォールの特定のポートにアクセスが必要です。そのため、ファイアウォールの設定で指定のポート番号の通信を許可する必要があります。
以下の図では、ファイアウォール のトラブルシューティングについて、ケース別の対応方法をご紹介しています:
ステップ 1: 仮想専用線(VPN) を利用されている場合はこちらの記事をご参照下さい。その他の場合はステップ2に進み、ファイアウォールのトラブルシューティングを行って下さい。
ステップ 2: 以下の手順で、ファイアウォールのトラブルシューティングを行ってください:
- システム診断ツールにより、ファイアウォールに問題がないか確認してください。
- Geartest にてファイアウォールの設定に問題が検出された場合は以下の手順で、トラブルシューティングを行ってください。
- 所属される会社や団体のIT部門と確認(個人の方はご自身で確認)し、ファイアウォール が以下のポートの設定とドメインのセーフリストへ追加されているかをご確認ください:
- Open TCP port 80, 443, 3433, 5668, 5669, 5866 to 5890, 6080, 6443, 8667, and 9667.
- Open UDP port 3478 and ports from 1025 to 65535
- 以下のドメインをセーフリスト(ホワイトリスト)に追加してください:
- .tokbox.com
- .opentok.com
- .agora.io
必須となるポートは、TCPポート443とUDPポート3478の2つとなります。
UDPポート1025から65535は任意で開けます(ただし、こちらのUDPポートを開くことは推奨しております)。
上記ポート設定変更に必要な特定のIPアドレスはございません。また、Remoより、特定のIPアドレスをお伝えすることもできません。
- 所属される会社や団体のIT部門とご確認(個人の方はご自身でご確認)ください。又はプロキシサービスプロバイダーへ確認しプロキシが以下の要件を満たしている事を確認してください:
- 透過型プロキシを使用していること
- HTTPs接続(SSL通信)が設定されていること
- 認証設定されていないこと
- 引き続き問題が発生する場合は、上記のセキュリティ設定以外でファイアウォール に影響を及ぼしている可能性がないかどうか、加えて下記の項目について所属される会社や団体IT部門へご確認ください(個人の方はご自身でご確認ください):
- すべてのオプションがテストされているわけではありませんが、Chromeの最新バージョンは認証を完全にサポートしています
- 58より前のバージョンはNTLM認証プロトコルをサポートしいます
- Kerberos転送プロキシが設定されていない (Kerberos認証プロトコルはRemoと互換性がありません)